番号・名称 年 代   構造等
35 高倉寺観音堂 室町前期
(1333-1392)
桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、茅葺形銅板葺
       
       
       
       
特徴等
高倉寺 (こうそうじ) 観音堂は、もとは飯能市白子の長念寺観音堂であったが、延享元年(1744) 高倉寺第5世白翁亮清が譲り受けて移築したもので、建立は室町時代初期と推定されている。平面は方3間で、周囲に縁を廻らせる。正面の3間と側面の手前1間を桟唐戸とし、内法貫上には弓形の欄間を設け、側面の中央1間に花頭窓を配している。柱は粽柱で、軒は1軒扇垂木としている。屋根は入母屋造、茅葺様銅板板葺で、軒が総反りになっている。関東地方における禅宗様式の代表的な建造物の一つである。
参考資料:現地の説明板(文化庁/埼玉県教育委員会/入間市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁)
2005-8-19
高倉寺観音堂 (撮影:2005-7) 高倉寺観音堂 (撮影:2005-7)
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高倉寺観音堂 (撮影:2005-7) 高倉寺観音堂 (撮影:2005-7)
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高倉寺観音堂 (撮影:2005-7)
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